2006年08月29日

バスケットボール世界選手権を貪る… 2日目 後半

看板を背景に記念撮影….jpg  日本人ファンのサイン攻めに応えるカタール代表選手….jpg


忘れてしまう前に早々と書いていきましょう(汗)。

この日は前日では上段部に空席も目立っていたスタンドS席もびっしり詰まって大盛況でした…
後半はスタンドA席で観戦…
指定された席に行くと正面ではアメリカESPNが収録をやっておりました。


第3試合 フランス68−62アンゴラ

シドニー五輪ではアメリカの化けの皮をはがし損ねて銀メダルのフランスはトニー・パーカー(サンアントニオ・スパーズ)は怪我のため欠場…

対するアンゴラ…
この国の名前を初めて知ったのはバルセロナ五輪の男子バスケットボールでアンゴラの選手がドリームチームのチャールズ・バークリーにひじウチを食らわされた事で一躍有名?

この試合も第1試合のドイツ×ナイジェリア同様、アフリカ勢の身体能力ぶりに目を見張った好試合となりました。

序盤からトニー・パーカー抜きとはいえ攻守にバランスの取れたフランスが終始リードしていましたが、時より身体能力の凄さを垣間見せていたアンゴラが猛追をかけて会場内を興奮の坩堝に追い込みました…

会場内も中盤は勝利を確信したフランスサポーターがけしかけたウェーブなどで盛り上がりましたが、更に盛り上げたのはアンゴラの選手の奮闘振り…

その奮闘振りは場内観客を味方に付け、遂にはフランスのフリースローの時にはアンゴラ贔屓と貸した観客がブーイングする有様で、判官びいきに満ち溢れていましたが、キッチリと突き放してフランスの勝利…

フランスの選手も個々の能力はさすがでしたが、センターのフレデリック・バイス#15のプレーを見ていると、彼のプレーこそが秘密兵器のまま代表を外れてしまった青野文彦(パナソニック・スーパーカンガルーズ)の究極のプレースタイルだったのかと?

ドイツもそうでしたが、ヨーロッパの国々は試合巧者…
アフリカ勢と対戦するとそれは如実に現れた感がします。
規律面を克服されればバスケットボールにおいてもアフリカ勢は恐ろしい存在になりそうです。

この2試合で日本人のバスケットボールファンも思い知らされた事でしょう…


第4試合 ギリシャ95−64中国

ヨーロッパ王者のギリシャとアジア王者の中国の対戦…
中国が土壇場でベスト16進出を決めてくれたお陰でヤオ・ミン(ヒューストン・ロケッツ)の雄姿を見ることが出来ましたが、彼が登場した途端に場内はアメリカ代表に負けないくらいの歓声とフラッシュの嵐が(苦笑)。

そこら中に五星紅旗が…

大挙押しかけた中国人サポーターが含まれていましたが、それを差し引いても彼に対する期待度が窺い知れます…

そして密かに来日を期待していたギリシャサポも中国のそれと比べたら数では劣りますが、太鼓とガラガラ?をもって少数精鋭ながらスタンドの角(いわゆるクルヴァ…)に陣取り、噂に聞いていたデカイ声で応戦していました。

土曜日から観ていて最後の8試合目で試合の盛り上がりではなくサポーターの燃料投下で両サポの声援がぶつかり合う試合風景となりました。

試合前の国歌斉唱でも中国人による国歌の大合唱…


ここは北京か上海か?('A`)

それに負けじと次はギリシャサポによるギリシャ国歌の大合唱…


試合前から燃料投下しまくりでしたが、試合が始まると予想を反して中国が猛攻を仕掛けてシュートは打てば入るわで序盤で8−0としてスタートに成功…

ギリシャは序盤はシュートをこれでもかと外して、中を攻めようとしても万里の長城のヤオ・ミンがリング下を塞いでギリシャを封じ込めていました。

おかげでホーム状態に仕立てた中国人サポが大騒ぎ…

第1Qこそ中国が幸先の良いスターを切りましたが、次第にギリシャが得点差を詰めていき、ヤオ・ミンがベンチに下がってしまいリング下が手薄になった隙を突いてあっけなくギリシャが逆転に成功…

中国に秒殺されかかって意気消沈気味のギリシャ人サポの意気が上がり、ドデカイ声が炸裂…
”へラスコール”に歌うわの大盛り上がり…

その後はヨーロッパ王者が余裕で貫禄を見せ付けてアジア王者の中国を鎮圧…

中国は第2Q序盤まではもしやと思わせる試合運びをしましたが、敗れ去りましたが、終了後のミックスゾーンをみると大勢の報道陣がヤオ・ミンを囲んでいました…

ヨーロッパ王者に屈してしまいましたが、中国はアジア王者の実力を見せ付けてくれました。


このチームを倒さないとアジア一には… ((((;゚Д゚)))ガクガクガクブルブルブル


ボランティアの人たちに挨拶するギリシャサポーター….jpg


終了後、出口でボランティアの人たちに日本語で「ありがとうございました」と挨拶していました。
ボランティアの方々からは拍手が起こりました。(*^_^*)

さすが騒いだ分だけ愛想を良くしているとは心得ていますな。( ̄ー ̄)



ガラガラを持つギリシャサポ….jpg


外でギリシャサポを激写…
手に持っているのは例の変な音を出すカラカラの道具(笑)。
ギリシャサポから借りて鳴らしてみました。
普段の試合で持ち込んだら後ろに警備員が並んでしまいますね。( ̄ー ̄)


国際親善です!.jpg  美しい光景です….jpg  


さいたま新都心駅に戻るとギリシャサポと中国サポの国際交流が行なわれていました。

素晴らしい光景です。・゚・(ノД`)・゚・。

撮影に応じていただいた中国人サポ….jpg


日本語を話してくれたので留学生でしょうか?
中国人サポを撮影… 快く応じていただきました。

思わず彼らにヤオ・ミンは凄かったと言ったついでに日本の不甲斐なさを愚痴ってしまったよ。 (;´д⊂)


土曜日曜と世界基準のバスケットボールを貪り食いましたが、本当に世界は広いし凄い…

アメリカの強さだけでなく、南米のアルゼンチンを始め、ヨーロッパの多くの強豪の試合巧者ぶり、アフリカの末恐ろしさ…

バスケットボール=アメリカ(NBA)がはびこる日本人の固定観念を崩し、バスケットボール・シーンをアメリカだけはなく欧州にも目を向けさせる格好の機会になるかと思います…

とはいえ「世界最高峰はNBA」の概念は崩される訳ではありませんが…


16ヶ国もの世界の強豪を拝めた代償として我が国の代表チームが開催国でありながらトーナメントに進出できなかった恥ずかしい事実は見過ごす訳には参りません…

日本バスケットボール界の今まで以上の奮起を望みます…

まずは大人の事情によるつまらない仲違いをやめることだな。(゚Д゚)y─┛~~  


posted by クロゴマ at 21:55| 愛知 ??| Comment(2) | TrackBack(0) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
暴食お疲れ様でした。
この大会が,日本のバスケットボールファンにとって,「世界がいかに多様なものであるか」を感じる一つのきっかけになればよいのだがなあと思います。

世界は広い,近視眼ではもったいない。
せっかく人間として生まれたんですからね。
Posted by astin at 2006年08月30日 13:44
>astinさん
16ヶ国のチームを観れる機会はありませんからね!
予想通り各国のサポが会場に彩りを添えてくれました。
サッカーでは常識の歌を歌ったり太鼓叩いて旗広げたりと…

意外とバスケファンは免疫が無かったようで戸惑っている姿も見受けられました。

海外サポもサッカーユニを併用してる人も多かったし、競技毎にファンが分離していること事態野暮だと改めて感じました。
Posted by クロゴマ at 2006年08月30日 20:20
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